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2025/04/29 (Tue)
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2006/08/26 (Sat)
ネオアス?文
ネオアス…のつもりで書いてたけど別に誰でもよさそーな…

そんな文。季節感無視。熱すぎて頭がアレになってるもよう。つか涼しくなりたかったの! でも撃沈したの!


以下。


白く降り積もる



息を吐く。空気が白く濁って、そしてすぐに消えてゆく。吐くために吸った空気は冷たくて凍り付きそうだったのに、吐く息はあたたかい。そしてまた吸う。

雪混じりの風は肌を冷たく撫でていく。指先の感覚が薄くなってきていたけれど、中で待つ気は起こらなかった。
白い息を吐きながら手を振って走って来る姿を想像するのは、もう何度目だろうか。

マフラーをぎゅっと引っ張る。一緒に選んだ白のマフラーは、ふわふわしていてあたたかい。

「……冷たいな」

目を伏せたすぐあとに降り注ぐ声。頬に触れるあたたかい体温。
仰ぐと、いとしい待ち人の笑顔があった。
ぎゅ、と顔を手で包まれる。なんでこんなにあたたかいんだろう? 外を歩いて来たのは同じはずなのに。

「ずっとこうして待ってたのか? 雪みたいに冷たい」

雪だったら。この熱でとけてしまうんだろう。触れたところから熱くなっていく。それは、与えられる熱で、だけではなくて。
…本当にとけてしまいそう。

頬の手に自分の手を重ねる。ふわり、と伝わるなにか。
目を閉じるとあたたかさに包まれる。呼吸は熱く、甘い。




end



…。
なにがかきたかったのかわからない。これぞショートショート…
待ってるひと(多分アスラン)は気持ちがはやるままに早く着きすぎただけで、後から来たひと(多分ネオ)が遅刻してきたわけではないのです

雪降らないかなー(おかしいこと言ってるネ)
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